保育参観へ行ってきました
先日、次男の幼稚園の保育参観へ行ってきました。
4月に年少さんとして入園して、1月末の参観だったので随分と成長を感じました。
次男は今のところ、引っ込み思案というか、初めての場所や人がたくさんいる場所が苦手なタイプなので1学期の参観では私を見つけるとすぐに抱っこしてもらいにきて、そこから動きませんでした(^^;。2学期には大分落ち着いてはきてたのですがまだまだヒヤヒヤしながら見ていたので、それを思い出すと、お絵かきや外遊びなど、楽しんで過ごしている様子がわかってホッとしました。
その後、毎回恒例の園長先生のお話(毎度30分〜1時間ww)がありました。
ちょいと長いので気合がいるのですが、その分毎回気づきがあって、とても勉強になっています。
(すごく熱心な先生なのです)
特に印象に残っていることを、備忘録として書き留めたいと思います。
割と耳が痛い話だったのですが、近頃の子どもたちの様子を見ていると「知識が先にきている」とのことでした。you tubeなどもあるし、親もすぐに検索するので、何も体験しないまま知っている気になっている、と。
良い面もあるんだけどな〜という気持ちもありながらですが聞いていると、例えば、お絵かきしていてピンクを塗りたい場合、どうするんだっけ??という投げかけから「ピンクが無いなら作ってみよう!」という教育が以前なら出来ていたけど「そんなの知ってるよ。赤と白を混ぜたらできるし。赤と青だと紫だよ」と今は子どもの方からくる。「そうなの?本当にそうかな?」と聞くと「先生知らないの?」と。「知らな〜い!ちょっとやってみようよー」と誘ってみるも「でもピンクないなら赤で塗るからいいよ」と知っているのに作ろうとしない。簡単に他で代用する。
知識として先に知ってるんだけど、やってみない。手を使うこともあんまり好きじゃない。という話。
それを聞いて、つい最近長男を近くの科学クラブの体験に連れて行ったときのことを思い出しました。
教室の様子を見ていて、私はとても面白そうだなと思って見ていたんです。習い事の出費はあるけど、私からそういう体験をさせてあげることはなかなか出来ないし、本人が興味あれば入会しようかな、という気持ちでした。
体験が終わった後、帰りの車中で子どもに「どうだった?」と聞くと「うん、面白かったよ。だけど、習わない」と。ちょっとビックリしたので「面白いけど習わないんだ??」と聞くと「面白いんだけど、全部知っちゃうでしょ。自分で発見したいから後にとっときたいんだよね」と答えました。
いろんなことを、クラブで先にどんどん教えてもらうより、自分でゆっくり気づきたいということらしいです。
その時の私にはまだ(入会しないのはちょっともったいないな…)なんて少し残念な気持ちがあったのですが、でも本人の言葉に妙に納得して「そっか、そうだね」とだけ言ってそのままにしていました。
園長先生の話を聞いていて、その出来事がリンクして、ちょっとゾワッとしてしまいました。子どもの楽しみや成長を逆に奪ってしまうところだったかも、、と。
なんでもかんでも先回りしてはいけない、と気を付けていたつもりだったんですが、よかれと思ってやってしまっていることもあるかもしれないなと思って、子どもの楽しみはちゃんと子どものものとしてとっておいてあげたいなと思いました。
もちろん科学クラブ自体はすごくいいと思うんです。体験して自分からやりたいと言えば、それは積極的に子どもが学びたいということなので、本人の受け取り方は違うと思います。ただ、うちの長男のように自分でやりたいという子を説得してまで習わせるのは、親である私が、先回りしていることになるんだろうなと。
いろいろ体験させてあげることも必要と思うし
バランス、難しい〜
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<今日の2枚>
長男(7歳)タコらしいです。学校で作ってきました。鬼太郎デザインです。
次男(3歳)くじらかなぁ。でも本人に聞いたらサメと言いそう。歯がギザギザしているので。
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