138億年きみのたび
何かで記事になっていたのか、ラジオで聴いたか忘れてしまったけど
とてもひっかかってアマゾンでポチしていた本。
「13800000000ねんきみのたび」さく・え坂井治さん
確か、予約でいっぱいで注文してからしばらくしてようやく入荷、という感じの人気ぶりだった気がします。
この絵本、原子から始まって現代まで続く内容で少し難しい部分もあるにも関わらず、子どもたち(3歳の次男も)も真剣な様子で読み聞かせに聞き入っています。
そして、私も大好きな本。
本が人生に影響を与えてくれた!とかあまりないタイプなのですが、
この本は私に考え方、感じ方に変化をくれました。
生死について、なんとなく怖いというか得体の知れないものを感じていて
そういうことはいつもは頭から外に出しているのですが、これを読んで、そんなに怖いものではないのかもしれないということと、そもそも生死という概念が変化しました。
きみはこうやって今生きているんだよ、と「きみ」に語りかける、つまり読んでいる人にかたりかける本なのですが、私自身読んでいてハッとしました。
私はずっと、昔から生きているし、そしてこれからも続いているんだ、という不思議な感覚。
そして、人は他人ではなくて皆自分の仲間、もしかしたら自分の一部かもしれないという感覚。
とっても不思議な気持ちでした。
考えすぎかもしれないですが、本を読んでしばらく経ってからふと、人がAIに変わっていくのも進化のひとつなのかな、AIだって人が作り出しているんだし、そうやって次につなげていくと思うと今の肉体じゃないかもしれないけどつながっているよなぁ、と。
この絵本をご近所の喫茶店でお友達のママに紹介したら、喫茶店のオーナーさんが、「その本の作者、ご近所のケーキ屋さんのお兄さんなんだよ」と衝撃の事実でなんだか親近感を得ました。
そして、この本をお友達のママに貸したら、お礼にこんな素敵な本を二冊貸してくれました。
「うみのしっぽ」ぶん内田麟太郎さん え長新太さん
「大家さんと僕」矢部太郎さん
本が本を連れてきてくれました。
うみのしっぽは特に次男が気に入りすぎたので、新しく購入することにしました。
サメが大好きなので気に入ったのだと思います。
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<今日の2枚>
長男(7歳)バスケットボール大好き。
次男(3歳)向かってくるサメ。
#絵本 #読み聞かせ #子どもと楽しむ
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